Crypto.comの通貨であるCROが爆上げしましたね(今は下がってきていますが)
おかげで仮想通貨取引所としては世界で第4位にまでのしあがったようです ^^/
そしてそのCrypto.comが独自にDeFiネットワークを構築した「Cronos」が公開されて1ヶ月以上が経ちました。
当初からかなり高い金利のファーミングプールがあり、今でも高金利のDeFiプラットフォームが顕在です ^^
今回は新しいDeFiエコノミクスで先行者利益をとりたいという人に向けて、Cronos DeFiで高金利イールドファーミングをして不労所得を得る方法を紹介します ^^
Cronosとは
CronosはCrypto.comが主体となってつくられたDeFiブロックチェーンネットワークです。
イーサリアムのガス代高騰に対応するために独自のブロックチェーンをつくり、Cosmosというブロックチェーンの開発基盤を利用してつくられているようです。
ですがイーサリアムのスマートコントラクトやDAppsと対応しているので開発がしやすく、かつトランザクションをより高速に安く行うことができるとのことです。
11月8日にメインネットのベータ版が開始されて、それに伴って基軸通貨であるCROの価格が高騰していきました ^^
Cronosを使うためにはCrypto.com App(スマホ)もしくはCrypto.com Exchange(ウェブ)のアカウントが必要なので、Cronosを使いたい人はアカウントを作っておきましょう。
参考:仮想通貨取引所Crypto.comのアカウント開設|高レンディング金利
Cronosエコノミクス
CronosブロックチェーンはProof of Authority (PoA)と呼ばれるコンセンサスメカニズムで動いていて、Validatorsのうちの2/3以上の賛同によってトランザクションが承認されるようです。
信用のできるValidatorsを置くことで不正が起きないようにするシステムでビットコインなどに採用されているProof of Workに似ています。
参考:Proof-of-Authority (PoA), CoinMarketCap
Cronosの経済圏がどのようになっているか、いくつかの特徴がまとめてあったので紹介します。
Validators |
|
Decentralized Oracles |
|
Wallets |
|
Fiat on/off-ramps | Crypto.com App |
Other Infrastructure & Toolings |
|
現段階で対応している仮想通貨は
- CRO
- ETH
- WBTC
- USDC
- USDT
- DAI
となっています。これから対応していく通貨が増えていくかと思います ^^
CronosのDApps
現在はDAppsの種類として「DeFi」「NFT & Gaming」「Cross-chain Bridge」で開発がされているみたいです。
タイプ | DApps |
---|---|
DeFi |
|
NFT & Gaming |
|
Cross-chain Bridge |
|
DeFi llamaではそれぞれのTVL (Total Value Locked)などの情報が見れるので、Cronos全体の資金の流入や、DAppsの比較などができるのでおすすめです ^^
Cronosの始め方
さてさて、CronosのことがわかってきたところでDeFiプラットフォームを使ってみましょう。
DeFiでインカムゲインを得ることが一番の目的ですので ^^
いくつかのDAppsをみて一番よさそうなものは「Beefy Finance」だったので(個人の感想です)今回は牛さんにいくらかお金を積んでみようと思います ^^
やり方は
- MetaMaskにCronosネットワークを追加する
- Crypto.com Appで「CRO」と「USDC」を1:1で準備する
- 「CRO」と「USDC」をMetaMaskに送金する
- VVS Financeで「USDC」を「DAI」にスワップする
- VVS Financeで「CRO-DAI」のLPをつくり流動性を供給する
- Beefy Financeで「CRO-DAI」のLPをステーキングする
- APY1000%強が続くことを祈りつつ待つ
というステップになります ^^
スクショと一緒に解説していきます ^^/
コメント:Crypto.com Appで「DAI」を買おうとしたんですが、DAIの流動性が低いので代わりに「USDC」を買ってVVS Financeで「DAI」にスワップする方法にしました ^^
MetaMaskにCronosネットワークを追加する
最初にやることとして、MetaMaskにCronosネットワークを追加しておく必要があります。MetaMaskを持っていない人は下の記事を参考にしてください ^^/
参考:MetaMaskへの入金と使い方|PancakeSwapで収入源をつくる
MetaMaskのネットワーク設定からCustom Networkを選択して以下の情報を入力しましょう ^^
- Network Name: Cronos
- New RPC URL: https://evm-cronos.crypto.org
- ChainID: 25
- Symbol: CRO
- Block Explorer URL: https://cronos.crypto.org/explorer/
Cronosにトークンを送金する方法
仮想通貨をCronosに送金するには3つの方法があります。
- Crypto.comアプリから送金 (https://cronos.crypto.org/docs/bridge/cdcapp.html)
- Crypto.com Exchange(ウェブサイト)から送金 (https://cronos.crypto.org/docs/bridge/cdcex.html#transfer-assets-using-crypto-com-exchange)
- Crypto.org Chain through Cronos Bridge (https://cronos.crypto.org/docs/bridge/webapp.html)
Cronosブリッジはイーサリアムからブリッジすることになるので、ガス代がえらいことになります。
なのでCrypto.com AppかCrypto ExchangeからCronosウォレットに送金するやりかたがおすすめです(下のスクショはこのやり方になります)。
Crypto.com Appを起動
CROを選択
CROをTransfer
ウォレットの追加をする
Withdrawを選択
Add to whitelistでWallet Addressを選択
Cronosを選択しウォレットのアドレスを入力
Cronosウォレットがホワイトリストに追加される
CROをウォレットに送金する
量とガス代を確認して承認
送金が完了
VVS Financeで流動性を提供する
Beefy Financeでステーキングするトークンペアにもよりますが、今回は「VVS Finance」の「CRO-DAI」を使うのでVVS FinanceでLPトークンを供給しに行きます。
VVS Financeのスワップページでトークンを準備する(USDCをDAIにスワップ)
メニューからTrade - Liquidityを選択
供給したいトークンペアを選択
供給する量を入力
LPの供給を承認
供給の完了を確認
Beefy FinanceでCRO-DAIをステーキングする
LPトークンの準備ができたらBeefy Financeに戻り、お目当てのプールにてステーキングしましょう ^^
Beefy FinanceでCronosネットワークを選択
Cronosの流動性プールが表示される
目的のプールをクリック
LPをApproveする
ステーキングしたい量を入力(100%)してDeposit Allをクリック
ステーキングされたことを確認
Beefy Financeはイールドアグリゲーターと呼ばれていて、資産を自動で複利運用してくれます。Beefy Financeと複利運用については下の記事を参考にしてください ^^
参考:
あとは資産が増えていくのを待つだけ ^^ 高金利が続くことを祈りましょう ^^/
まとめ
新しいDeFiブロックチェーンのCronosについて紹介しました ^^
やってみて感じたこととしては
- ガス代が安い ^^($0.6くらい)
- 手数料はまあまあ(VVS Financeで0.3%のスワップ手数料)
- トランザクションは速くてストレスフリー
といったところでしょうか ^^
まだ参入者が少なめなので相対的に年利も高めでキープされてます。
この機会に取引所のCrypto.comのアカウントをつくってCronosを体験してみてはいかがでしょうか ^^/
記事をシェア・Likeしてくれると ^_^ です!
comments powered by Disqus