Cronos DeFiの始め方:ウォレット・送金・ステーキング手順を解説

Tuesday, December 7, 2021

Crypto.comの通貨であるCROが爆上げしましたね(今は下がってきていますが)

おかげで仮想通貨取引所としては世界で第4位にまでのしあがったようです ^^/

そしてそのCrypto.comが独自にDeFiネットワークを構築した「Cronos」が公開されて1ヶ月以上が経ちました。

当初からかなり高い金利のファーミングプールがあり、今でも高金利のDeFiプラットフォームが顕在です ^^

今回は新しいDeFiエコノミクスで先行者利益をとりたいという人に向けて、Cronos DeFiで高金利イールドファーミングをして不労所得を得る方法を紹介します ^^

Cronosとは

CronosはCrypto.comが主体となってつくられたDeFiブロックチェーンネットワークです。

イーサリアムのガス代高騰に対応するために独自のブロックチェーンをつくり、Cosmosというブロックチェーンの開発基盤を利用してつくられているようです。

ですがイーサリアムのスマートコントラクトやDAppsと対応しているので開発がしやすく、かつトランザクションをより高速に安く行うことができるとのことです。

Cronosの特徴

Cronosの特徴

11月8日にメインネットのベータ版が開始されて、それに伴って基軸通貨であるCROの価格が高騰していきました ^^

Cronosを使うためにはCrypto.com App(スマホ)もしくはCrypto.com Exchange(ウェブ)のアカウントが必要なので、Cronosを使いたい人はアカウントを作っておきましょう。

参考:仮想通貨取引所Crypto.comのアカウント開設|高レンディング金利

Cronosエコノミクス

CronosブロックチェーンはProof of Authority (PoA)と呼ばれるコンセンサスメカニズムで動いていて、Validatorsのうちの2/3以上の賛同によってトランザクションが承認されるようです。

信用のできるValidatorsを置くことで不正が起きないようにするシステムでビットコインなどに採用されているProof of Workに似ています。

参考:Proof-of-Authority (PoA), CoinMarketCap

Cronosのホームページ

Cronosのホームページ

Cronosの経済圏がどのようになっているか、いくつかの特徴がまとめてあったので紹介します。

Validators
  • Bison Trails
  • Stakin
  • Allnodes
  • Audit.one
  • Cosmostation
  • Ariane 6
  • CRO Nest
  • Crypto.bzh
  • CryptoWarfareUS
  • Defier
  • Europa
  • Icy Rod
  • Jerry’s Pool
  • Lastation
  • Nebkas.ro
  • Onward Singapore
  • Perseverance
  • Stakespace
  • Staking.Cafe
  • SwissCro
  • Ubik Capital
  • X Staking
Decentralized Oracles
  • Chainlink
  • Band Protocol
  • Blink Oracle
Wallets
  • Metamask
  • Crypto.com DeFi Wallet
  • Nabox
  • Trust Wallet
Fiat on/off-rampsCrypto.com App
Other Infrastructure & Toolings
  • Covalent
  • Alchemy
  • Etherscan

現段階で対応している仮想通貨は

  • CRO
  • ETH
  • WBTC
  • USDC
  • USDT
  • DAI

となっています。これから対応していく通貨が増えていくかと思います ^^

CronosのDApps

現在はDAppsの種類として「DeFi」「NFT & Gaming」「Cross-chain Bridge」で開発がされているみたいです。

タイプDApps
DeFi
  • VVS Finance
  • Tectonic
  • CRODEX
  • CronaSwap
  • PhotonSwap
  • Annex Finance
  • Swapp Protocol
  • Beefy Finance
  • AutoFarm
NFT & Gaming
  • Duelist King
  • Gem Studio
  • Cronos Chimp Club
  • Crocos NFT
Cross-chain Bridge
  • Nerve
  • cBridge
  • AnySwap

DeFi llamaではそれぞれのTVL (Total Value Locked)などの情報が見れるので、Cronos全体の資金の流入や、DAppsの比較などができるのでおすすめです ^^

参考:Cronos DApps, DeFi llama

Cronosの始め方

さてさて、CronosのことがわかってきたところでDeFiプラットフォームを使ってみましょう。

DeFiでインカムゲインを得ることが一番の目的ですので ^^

いくつかのDAppsをみて一番よさそうなものは「Beefy Finance」だったので(個人の感想です)今回は牛さんにいくらかお金を積んでみようと思います ^^

やり方は

  • MetaMaskにCronosネットワークを追加する
  • Crypto.com Appで「CRO」と「USDC」を1:1で準備する
  • 「CRO」と「USDC」をMetaMaskに送金する
  • VVS Financeで「USDC」を「DAI」にスワップする
  • VVS Financeで「CRO-DAI」のLPをつくり流動性を供給する
  • Beefy Financeで「CRO-DAI」のLPをステーキングする
  • APY1000%強が続くことを祈りつつ待つ

というステップになります ^^

スクショと一緒に解説していきます ^^/

コメント:Crypto.com Appで「DAI」を買おうとしたんですが、DAIの流動性が低いので代わりに「USDC」を買ってVVS Financeで「DAI」にスワップする方法にしました ^^

MetaMaskにCronosネットワークを追加する

最初にやることとして、MetaMaskにCronosネットワークを追加しておく必要があります。MetaMaskを持っていない人は下の記事を参考にしてください ^^/

参考:MetaMaskへの入金と使い方|PancakeSwapで収入源をつくる

MetaMaskのネットワーク設定からCustom Networkを選択して以下の情報を入力しましょう ^^

Add Networkを選択

Add Networkを選択

Cronosの情報を入力する

Cronosの情報を入力する

Cronosにトークンを送金する方法

仮想通貨をCronosに送金するには3つの方法があります。

Cronosブリッジはイーサリアムからブリッジすることになるので、ガス代がえらいことになります。

なのでCrypto.com AppかCrypto ExchangeからCronosウォレットに送金するやりかたがおすすめです(下のスクショはこのやり方になります)。

VVS Financeで流動性を提供する

Beefy Financeでステーキングするトークンペアにもよりますが、今回は「VVS Finance」の「CRO-DAI」を使うのでVVS FinanceでLPトークンを供給しに行きます。

Beefy FinanceでCRO-DAIをステーキングする

LPトークンの準備ができたらBeefy Financeに戻り、お目当てのプールにてステーキングしましょう ^^

Beefy Financeはイールドアグリゲーターと呼ばれていて、資産を自動で複利運用してくれます。Beefy Financeと複利運用については下の記事を参考にしてください ^^

参考:

あとは資産が増えていくのを待つだけ ^^ 高金利が続くことを祈りましょう ^^/

まとめ

新しいDeFiブロックチェーンのCronosについて紹介しました ^^

やってみて感じたこととしては

  • ガス代が安い ^^($0.6くらい)
  • 手数料はまあまあ(VVS Financeで0.3%のスワップ手数料)
  • トランザクションは速くてストレスフリー

といったところでしょうか ^^

まだ参入者が少なめなので相対的に年利も高めでキープされてます。

この機会に取引所のCrypto.comのアカウントをつくってCronosを体験してみてはいかがでしょうか ^^/


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