MetaMaskへの入金と使い方|PancakeSwapで収入源をつくる

Friday, October 8, 2021

暗号通貨をDeFiで運用するためのウォレットとして最も有名なのがMetaMaskです。

  • DeFiデビューしたい
  • MetaMaskを使えるようになりたい
  • DeFiを使って個人で資産運用したい
  • 安定した収入源を増やしたい

というような人は参考にしてみてください。

あまり大きなリスクを負わずに、MetaMask + DeFiで定期収入源をつくることを目標にします ^^

MetaMaskとは

MetaMaskはウェブ上で仮想通貨ウォレットをつくり、ブロックチェーンとの取引をすることができるウェブアプリです。

MetaMaskはGoogle Chromeのエクステンションやスマホアプリとしてダウンロードして誰でも無料でウォレットをつくることができます。

MetaMaskのウォレットをつくることで色々なブロックチェーン(イーサリアムなど)に接続して、Dapp (Decentralized Application)と呼ばれるブロックチェーン上に展開されたウェブサイトで仮想通貨のやりとりができるようになります。

MetaMaskで使えるブロックチェーン

MetaMaskができた当初はブロックチェーンのアプリケーションも少なく、イーサリアムだけ対応していたと思います。

ですが今ではもっと多くのブロックチェーンと接続して使うことができます。

  • イーサリアム(ERC20)
  • バイナンススマートチェーン(BEP20)
  • MATIC (Polygon)
  • ファントム(Fantom)
  • アバランチ(Avalanch)

SolanaやTerraのようにMetaMaskに(おそらく)対応していないブロックチェーンもあるので、それらのDAppを使いたい場合には専用のウォレットを使う必要があります。

たとえばSolanaならPhantom、TerraならTerra Stationなど。

DeFiで収入源をつくる方法

MetaMaskはあくまでウォレットで、DeFiに興味がある人はやはり資産運用をしたいからだと思います(僕もそうです)。

MetaMaskをもっておけばいろんなDAppを使うことができるので、掘り出し物のプラットフォームやトークンを探し当ててうまく資産を増やしていくことができます。

DeFiで資産を増やす主なやり方としては

  • スワップ(売買による価格差)
  • ステーキング(バリデーションのリソース提供に対する報酬)
  • イールドファーミング(流動性の供給に対する報酬)
  • レンディング(貸付金利)

などがあります。

例えばスワップはFXの売買のようなもので価格が低い時に買っておいて高くなったら売るというキャピタルゲイン狙いに使えます。

ステーキング・イールドファーミング・レンディングは定期的に報酬がもらえるインカムゲインが期待でき、もらえるトークンがステーブルコインでなければ価格の変動によりキャピタルゲイン(もしくはロス・・・)を狙うことができます ^^

こうしたDeFiの機能を使うためにMetaMaskのようなウォレットをDAppと呼ばれるDeFiプラットフォームに接続する必要があります。

MetaMaskへ入金する方法

さて、ここでは実際にMetaMask・バイナンス・PancakeSwapというBinance Smart ChainのDAppを例にして、資産運用する手順を紹介します。

(イーサリアムはガス代があまりにも高い(今は$25くらい)のでBinance Smart ChainであるPancakeSwapにしました)

  • 仮想通貨取引所のアカウントをつくる
  • MetaMaskをインストールする
  • MetaMaskでウォレットをつくる
  • MetaMaskにBinance Smart Chainネットワークを追加する
  • 送金したい仮想通貨を仮想通貨取引所で準備する
  • 仮想通貨取引所からMetaMaskのウォレットへ送金する

順を追って解説していきます ^^

仮想通貨取引所のアカウントをつくる

まずは仮想通貨を手に入れるために仮想通貨取引所のアカウントが必要になります。

MetaMaskにBinance Smart Chain経由で送金するためにはBinance・Crypto.comなどの取引所が対応しています。

国内の取引所(CoinCheckなど)では直接MetaMaskに送金できませんが、まず日本円を使うためには国内の取引所が必要です。

なので「日本の銀行口座 → 国内取引所 → 海外取引所」というめんどうなプロセスでやる必要があります ^^; (はやくなんとかして欲しいものです)

ここではアカウント開設のやり方は省きますが、それぞれの登録方法は順次記事にしていく予定なのでぜひ参考にしてみてください >_<

参考:

MetaMaskをインストールする

MetaMaskのページへ行き、右上の「Download」をクリックします。

そうするとGoogle Chrome Extensionのページに行けるので、そこでOSを選択して「Install MetaMask for Chrome」をクリックしましょう。

(僕はBraveというブラウザーを使っているのでChromeじゃなくてBraveと表示されてます ^^;)

そしたらChrome Extensionのページに移動するのでインストールします。

以下、参考までにスクショです。

MetaMaskが使えるブラウザー

MetaMaskが使えるブラウザー

MetaMaskのインストールページ

MetaMaskのインストールページ

MetaMaskエクステンションのインストールページ

MetaMaskエクステンションのインストールページ

MetaMaskはGoogle Chromeaのエクステンションですごく胡散臭い感じがしますがちゃんと機能するのでご安心ください ^^;

MetaMaskでウォレットをつくる

インストールできたらブラウザーの右上のエクステンションボタンからMetaMaskを選択して起動します。

アカウントとウォレット作成開始 ^^

アカウントとウォレット作成開始 ^^

あとは以下のステップでアカウントとウォレットの作成をしていきます。

  1. 「Create a Wallet」を選択
  2. データ収集に関する同意
  3. パスワードの作成(わすれないように注意!)
  4. チュートリアルのビデオ
  5. バックアップフレーズをコピー(大事に保管!)
  6. バックアップフレーズの確認
  7. アカウントとウォレット作成完了 ^^

以上となります。スクショはっておきます ^^/

Create a Walletを選択

Create a Walletを選択

データ収集の同意

データ収集の同意

パスワードの作成

パスワードの作成

チュートリアルビデオ

チュートリアルビデオ

バックアップフレーズ

バックアップフレーズ

バックアップフレーズの確認

バックアップフレーズの確認

完了!

完了!

MetaMaskウォレット

MetaMaskウォレット

MetaMaskにBinance Smart Chainネットワークを追加する

MetaMaskはいろんなブロックチェーンに対応可能なんですが、最初の状態ではイーサリアムしか使えません。

なので設定からBinance Smart Chainを追加します。

  • MetaMaskの右上にある「Ethereum Mainnet」のボタンをクリック
  • 「Custom RPC」を選択
  • Custom RPCの情報を入力する

RPCの情報はBinance Academyの記事を参照してください ^^

以下スクショです

Custom RPC

Custom RPC

Custom RPC情報の入力

Custom RPC情報の入力

これでMetaMaskからBinance Smart Chainに接続できるようになりました ^^/

送金したい仮想通貨を仮想通貨取引所で準備する

送金したい仮想通貨とガス代として必要なBNBを取引所で準備します。すでに持ってる人はスキップしてOK ^^

Binanceを例に簡単に紹介しますと

  • 上のメニューの「Trade」から「Convert」へ
  • 交換したい通貨と選択してBNBを選択してコンバートする(ガス代用なので$1くらいでも十分)
  • 同じようにCAKEとコンバートする(ステーキング用)
Binanceのコンバート

Binanceのコンバート

仮想通貨取引所からMetaMaskのウォレットへ送金する

続いて取引所からMetaMaskへCAKEとBNBを送金する作業です・・・ほんとに手間がかかります ^^;

  • Binanceの上部にあるアカウントウォレットメニューから「Fiat and Spot」を選択し「Withdraw」ボタンをクリックする
  • 送金の設定をする
    • BNBを選択
    • Withdraw toで「New Address」を選択してMetaMaskのアドレスをコピペする(↓のスクショ参考)
    • Network: BEP20 (BSC)を選択
    • Amount: 送りたいBNBの量を設定する(初めての時は少額がおすすめ)
  • 確認してConfirmし、認証コードを入力すれば完了
  • 同じ要領でCAKEも送金すれば完了です ^^
Binanceアカウントページ

Binanceアカウントページ

Withdrawページ

Withdrawページ

MetaMaskのアドレス

MetaMaskのアドレス

PancakeSwapでステーキング報酬をもらう方法

ようやくここまで来ました ^^

PancakeSwapでCAKEをステーキングして報酬を手に入れます。

  • PancakeSwapのページへいく
  • 右上の「Connect」をクリック
  • MetaMaskを選択
  • ApproveでPancakeSwapとの接続を承認する
  • 左のメニューから「Pools」を選択
  • 「Auto CAKE」プールの「Details」をクリック
  • 「Enable」をクリック
  • MetaMaskがスマートコントラクトの承認を求めてくるので承認する(BNBのガス代がかかります)
  • 「Stake」をクリックしてステーキングしたいCAKEの量を入力
  • MetaMaskが再びスマートコントラクトとガス代の支払いについて承認を求めてくるので承認する
MetaMask Walletに接続

MetaMask Walletに接続

Auto CAKE pool

Auto CAKE pool

PancakeSwapでできることはこちらの記事で解説してるのでよければ読んでみてください ^^

BSCのガス代はイーサリアムと違って安いので(高くても$1くらい)あまり気にせず使えるのが利点です。

「Auto CAKE」プールにステーキングされたCAKEは自動的に報酬をさらにステーキングしてくれます。

なので複利効果が得られて投資効率がいいです ^^

報酬のCAKEを回収するには「-」ボタンをクリックして「Unstake」する量を入力すればウォレットに回収できます。

ガス代がかかるのでそのぶんも計算に入れて収入を得ていきましょう ^^/

まとめ

長くなりましたがMetaMaskについてと、PanckaSwapをつかってステーキング報酬を得るまでの手順を書きました ^^

いくつか参考になるところがあれば幸いです >_<

内容をまとめると

  • MetaMaskは仮想通貨ウォレットでいろんなブロックチェーンのDeFiを使うのに必要
  • MetaMaskは誰でも無料で使えてChromeエクステンションとスマホアプリがある
  • 仮想通貨を「仮想通貨取引所 -> MetaMask -> DApp(PancakeSwapなど)」に送ることでDeFiを使うことができる

今回はDeFiの中でも有名なPancakeSwapを使いましたが、ほかのDAppsを使いたい場合にも基本的な操作は同じです。

ほかのDAppsを使う時に気をつけたいことは

  • あらかじめ必要になる仮想通貨を確認しておく(ガス代・ステーキングなど)
  • まずは少額で一通りのプロセスをテストする
  • DAppがどのブロックチェーンを使っているのか確認し、取引所からそのネットワークで送金できることを確認する
  • もしできない場合にはブリッジングが可能か調べる(参考:Allbridgeでブリッジング

ほかにもたくさんありますが一緒に学んでいきましょう ^^/


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