コロナの収束とともにチェンマイにくる人も増えてくるでしょう ^^
実際にチェンマイで1ヶ月過ごしてみたので(2022年2月)その生活費と内訳を公開したいと思います ^^/
それと現地で生活してみて気づいたことや節約のコツなどについても書いていきます。
この記事では
- 30代独身男の海外ノマド
- 仮想通貨(DeFi)の収入だけで生活
- 豪州生活からのチェンマイ生活
という視点で書いていきます ^^
参考までに今までの豪州での生活費は「月20万円」くらいでした。
この状態からチェンマイでのノマド生活に移行しました ^^
チェンマイでの生活費
結果から言うと、1ヶ月の生活費はだいたい「$520 = 6万円」でした ^^
仮想通貨・DeFiでの収入がだいたい「$700 = 8万円」だったので予算内に収まりました ^^/(参照:DeFi運用レポート - 2022年1月)
内訳は
内訳 | 支出 |
---|---|
住居費 | 23,000円 |
交通費 | 1,200円 |
飲食費 | 34,000円 |
雑費 | 1,000円 |
通信費 | 1,000円 |
合計 | 60,200円 |
支出 (Expenditure)を1日おきに換算して予算 (Target) と一緒にチャートにすると↓のようになりました。
補足:
- 予算は「$550 / 31日」に設定(収入に対して余裕をもたせた)
- “travel” = 旅行・観光費(フライト・交通費・ビザなど)は貯金から支払い
- 2月は28日しかないからちょっと安めなので注意 ^^;
日々の支出が緑のラインよりも下になるように意識して出費を調整したり節約できそうな箇所を考えながら生活していました ^^
ここからは実際にどんな生活をしたのかや、どういった方法で節約をすることができるのか以下の順に書いていきます。
- 住居費
- 交通費
- 飲食費
- 雑費
- 通信費
では見ていきましょう ^^/
住居費
以下の3か所に滞在しましたが、合計で「23,000円」でした ^^(安い!)
滞在先 | 出費 | 感想 |
---|---|---|
バックパッカーホテル | 4日 - 330円/日 | 安いが長期はムリ |
ブティックホテル | 7日 - 1,500円/日 | ちょっとした贅沢と観光のため |
アパートのワンルーム | 17日 - 670円/日 | 住むならコレ |
いくつか違う地域に住んでみたかった&アパート探しの時間が欲しかった、という理由で3箇所に滞在することにしました。
もしアパートだけなら1ヶ月で19,000円ほどで済みました ^^;
海外ノマドとして1ヶ月以上滞在するのであればコンドミニアム・アパートメントが安いのでおすすめです。
相場は立地と部屋&建物の質によって「4000THB (15,000円) ~ 10,000THB (35,000円)」といったところでしょうか。
海外ノマドであればカフェやらコワーキングスペースやらがあって他のノマドたちと知り合えそうな場所がいいかと思います(多分)。
そういった人は「Nimmanhaemin」(緑のエリア)や「Santitham」(青のエリア)あたりがいいかと思います ^^
僕が歩き回った範囲でですが、各地域の特徴などをマップにしてます↓
家探しについては以下のようなサイトで検索して、実際にアパートのフロントで空き部屋がないか聞いてみるのが一番いいかと思います。
僕はこのやり方で1日で内覧と契約を済ませることができました ^^
日本人向けのようなサービスはほぼ確実に相場より高いので気をつけましょう >_<
節約のコツ
住居費を節約するためのコツですが、以下のようなことが考えられます
- 地元のウェブサイトでアパート・コンドを検索して月単位以上で契約
- プール・ジム・リビングルーム・WiFi・駐車場など本当に必要なのか考えて極力減らす
- 立地は交通費との兼ね合いだけでなく時間コストも考慮する
- もしホテルやバックパッカーを使うなら安い予約サイト・キャッシュバック・ポイント還元を使う
- ホテルやAirbnbは高いので避ける
- Booking.com・Expedia・Trip.com・Agodaなどで予約する
- SocialGood・StormX・Crypto.comなどを通して予約サイトを使いキャッシュバックや割引価格で予約
- 支払いを(仮想通貨)カードなどにしてポイントやキャッシュバックをもらう
海外ノマドの住居探しについては↓の記事で気をつけるべきことなど書いてるのでよければ参考にどうぞ
ノマドが海外で生活する家探しと不便・不満・危険を回避する方法
交通費
続いて交通費は「1,000円」でした。
なぜこんなに安かったかというと3箇所に住んだのと基本いつも歩きだったからです ^^;
ですがもし徒歩以外で移動する必要があるのであれば
- ソンテウ(30THBくらい)
- Grab(距離と時間帯による)
- TukTuk(要交渉)
- 自転車(買うかレンタル)
- バイク(買うかレンタル)
などの選択肢があります。バスもあったらしいのですが今はおそらく運行してません ^^;
一番重要なのは歩きで必要な場所にいける良い立地に住むことでしょう。
家賃は高くなるかですが、交通費だけでなく時間も節約できます ^^
節約のコツ
- 基本は歩き(いい立地に住む)
- Grabは「Just Grab」が安い
- TukTukは絶対に交渉する
- なるべくソンテウを使う
Grabはローカル知識がないときにとくに便利なので別の記事で使い方の解説でもしようかと思います ^^
飲食費
飲食代は「34,000円」でした。結構使いましたね ^^;
ちなみに毎日3~4回カフェや外食に行ってコレです ^^/(1日に1,200円くらいですね)
カフェの値段は「ドリンクの種類」「Hot・Cold」「立地」「雰囲気」などで変わってきますが、相場は↓のような感じでしょう
ドリンク | 値段 |
---|---|
コーヒー(ブラック) | 30~80 THB |
コーヒー(ホワイト) | 40~100 THB |
(ミルク)ティー | 30~80 THB |
スムージー | 60~120 THB |
おしゃれなカフェやインスタ狙いのマーケティングをしているカフェはめちゃくちゃ高いです・・・(相場の2~3倍くらい)
ノマドにとっては作業のしやすさも関わってくるので、値段や味なども考慮して適した場所を見つける必要があります ^^;



僕が試したカフェのなかで作業しやすかった場所は↓のマップにまとめてあります ^^/
カフェに関してはいろんなお店を試してみたかったので高いところにもたまにいきました ^^ 良い場所が見つかったらさらに追加していきます。
ノマドの仕事場として向いているかどうか判断する条件や工夫のしかたについては↓の記事でまとめているので参考にどうぞ ^^
海外デジタルノマドの作業に向いている場所:工夫して条件緩和しよう
食べ物に関しても同じような要素で値段が変わってきます。相場は
食べ物の種類 | 値段 |
---|---|
ローカル屋台 | 40~80 THB |
ローカル食事処 | 40~100 THB |
日本食 | 50~150 THB |
洋食 | 80~200 THB |
基本的にローカルの食べ物は安いですが量は少ないです(6~8分目くらいになるんじゃないかと思います)
あと日本食でも安いところはちゃんとあるのでわざわざ高い店に頻繁にいく必要はないでしょう。





節約のコツ
- なるべくローカル食(安くて美味い)
- ショッピングセンターのフードコートは安いところも多い
- 日本食でも探せば安く食べられる
- デリバリーに大量のクーポンがあるので活用すべし
- 朝食はパン(ベーカリー)とかにしても安い
- 外食はピンキリだけどお店の見た目がオシャレなだけで相場の2倍価格とかがあるので注意
- チェーンやフランチャイズ系は高いので避ける(スタバ・The Coffee Club・Pepper Lunchなど)
日本ではUber Eatsを嫌う人も多そうですが、デリバリーは最高です ^^
知らない店を見つけられたり、いろんな料理を知ることができたり、さらにクーポンやらで食べに行くよりも安く済ませることもできます。
とくに「foodpanda」がおすすめなのでぜひ使ってみてください ^^/
雑費
雑費(生活必需品・娯楽など)は「1,000円」とかなり安かったですね ^^
何を買ったのかというと歯磨き粉とかトイレットペーパーとか洗剤とかですね(あとちょっとしたお菓子とか)
基本的にすべてやすいのと1ヶ月分くらいしか買わなかった、そしてデリバリーで大幅な割引きが使えるのも安くすんだ理由でしょう。
あとは娯楽とかジムなどにお金を使わなかったことも大きな要因ですね ^^
もしエンタメにお金を使うのであればその分カフェに行く回数を少なくすれば帳尻を合わせられる気がします。
あとはノマド的にコワーキングスペースもありかと思いますが、ネットワーキングとかの目的がなければ値段に合うかは微妙ですね ^^;
相場としては
利用サービス | 値段 |
---|---|
1日 | 200~250 THB |
1週間 | 1200~1800 THB |
1ヶ月 | 2500~7000 THB |
使える施設や時間帯なんかでも相場は変わるので難しいですが、毎日行かないのであればカフェの方が安くできるでしょう ^^
しかもMAYAショッピングモールにある「CAMP」なら無料で使えるので、まずはそこに行ってみて十分ならコワーキングスペースにお金を使う必要はないでしょう ^^/
節約のコツ
- デリバリーで35%OFFなどがあるので活用する
- 重いものや頻繁に必要なものをデリバリーでまとめて買う(水とか)
- デリバリーのアプリではカード払いにしてキャッシュバック・ポイントゲット
- ローカルのお菓子も安くておいしい
- 特別な理由がなければ有料のコワーキングスペースは使わないでカフェ・自宅・フードコート・CAMPで作業
- ジムでランニングするくらいなら街中をランニングしたほうが観光もできるし無料
デリバリーはまたまたfoodpandaですが350THB以上の買い物をすると35%OFFというなかなか強烈な割引があるので有効活用しましょう。スマホでスーパーの買い物をして運んでもらって全品35%OFFですからね ^^;
僕の場合にはCrypto.comのカードでさらに2%のキャッシュバックがもらえるので実質37%OFFです ^^/
通信費
通信費は「1,000円」で済みました ^^
AISというプロバイダーでSIM(データ無制限)を1ヶ月契約しました(使うにはロック解除したスマホが必要なのでご注意を)
このSIMで「タイの電話番号」と「無制限のデータ」を入手できるので
- Grabやfoodpandaアプリの登録
- テザリングでラップトップをWiFiに接続
できるようになります。
これで住居でWiFiは不要になり、カフェなどでも無料WiFi不要になります(時間と場所を選ばずにネットに接続)。WiFi探しにムダな時間をかけるのはやめましょう ^^/
海外ノマドのネット環境については現地SIM+アンロックスマホが最強です ^^ ↓の記事で解説してるのでまだやったことがない人は読んでみてください。
海外デジタルノマドが無料WiFiを探すのはもうやめるべきな理由
節約のコツ
- 現地でSIMを買う(データ無制限)
- SIMでテザリングをしていつでもどこでもネットに接続
- 無料WiFiを一切使わない(探すのが大変・場所の選択肢が減る)
- 住居でのWiFiもいらないので安くできないか交渉
保険費
タイ入国には事前に保険に入っておく必要があったのですが、一旦入国してからはノマド保険の「SafetyWing」に切り替えました ^^
SafetyWingは良好保険と健康保険が含まれており、国外にでてからいつでも好きな時に加入できます。
保険料は4週間で$42で、更新も4週間ごとに行われます(サブスク)
年齢や居住している国などでも変わってくるのでSafetyWingのホームページで条件を入力すれば料金を確認できます ^^
SafetyWing以外にも海外ノマドがもっておくべき保険については以下の記事で比較とおすすめをまとめているので参考にしてください ^^
海外デジタルノマドの保険の選択肢・健康と旅行リスクをカバーせよ
節約のための心がけ
節約できるかどうかは気持ちの問題が大きいです。
個人的な考えに影響されてますが、以下のようなことを自分に言い聞かせてみるといいかもしれません
- 本当に必要なのか(酒・タバコ・マッサージ・プール・キッチン・ジム・プロテイン・高級料理・高級食材)
- 同じものをより安く買えないか(1km歩いたカフェなら20%安いとか)
- 雰囲気や見た目にお金を払う価値があるのか(多く支払うかわりに何を得られるのか)
- ローカルのものを楽しめるか(日本食は日本で・屋台に挑戦・ローカルブランドのお菓子や雑貨など)
- 予算を意識しているか(限度を知っておく)
もちろん人によって譲れない物があるので一概には言えません ^^;
ですが「今までそうだったから」とか「他の人はそうしてる」とかの理由だとしたら再考の余地ありです ^^
以前は必要だったけど今はいらないものとかもあるので定期的に取捨選択するといいかもしれません ^^/
まとめ
というわけでチェンマイで1ヶ月を6万円で過ごすことができました ^^
あくまで目安で個人的の嗜好があっての結果ですが、収入とのバランスや資産運用と併せて考えていけばいいのではないかと思います。
この記事ではあくまで「海外ノマド(自営業)」が「DeFiの受動収入」だけで生活するというコンセプトの中での実験です。
2月に関してはDeFiの収入だけで生活できたので実質的に総資産は減ってないことになります ^^
3月もチェンマイにいますが、下旬からいろんな国を回っていく予定なのでその都度収支のパフォーマンスを記事にしていこうと思います ^^/
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