海外ノマドはいろんな国を転々とするわけですが、生活の基盤とも言える「食事」はどうしているのか気になるところです ^^
- 海外での食生活で気をつけることは?
- 食生活の変化と健康をどうやって管理するのか?
- もし現地の食事が合わなかったら?
今回は食事において海外ノマドをすることの利点・欠点についてまとめて、食生活の管理で重要なポイントと対策を書いていこうと思います ^^
僕自身のこれまでのオーストラリア・タイ・カンボジア・ベトナムでのノマド経験(継続中)をもとにして実際に起こった問題や対策などを交えていきます ^^
海外ノマドをこれから始める人もすでにしている人も今一度食生活について一緒に考えてみてください ^^/
(今回は食べ物の写真多めです ^q^)
海外ノマドの食事
海外ノマドとなれば生活環境が大きく変化するので食生活にも大きな変化が起こります ^^
食事に関する利点と欠点は以下のようになります
- 利点
- さまざまな食べ物を経験できる
- 本場の味が楽しめる
- 自分の好き嫌いがわかる
- 欠点
- 何を食べるのか迷う
- 慣れるまでストレスになる
- 日本食欠乏症になるかも
これらの利点を「おもしろそう」と感じ、欠点を「なんとかなりそう」と思えるのであれば海外ノマドをしない手はないのでは? ^^
さまざまな食べ物を経験できる
なんと言っても日本ではお目にかかれないような食べ物を食べることができるのが海外ノマドの特権です ^^
日本には多国籍な料理があると言われますが、実際には東京だけで、しかも普段から外国の料理を食べることは多くないかと思います。
- 代表的な料理以外のもの
- 日本では手に入らない食べ物
- まだ知られていないデザートや飲み物
こういったものが満載です ^^
たとえ外国料理レストランにいってもメニューが限られているのでやはり現地に赴くほどの食の経験は得られないでしょう。
パイナップルフライドライス(炒飯)とか絶句するかもしれませんが僕は好きです ^^
個人的にはフードデリバリーアプリで食べ物を検索するのがオススメ。いろんな食べ物を知ることができてそのままオーダーするなり直接食べに行くこともできます ^^ さらにメニューが英語で書かれていなくても翻訳できるのもGoodです ^^/
本場の味が楽しめる
イタリアンやタイ料理など自分が好きな料理の本場の味が楽しめるのも海外ノマドの強みです ^^/
- 味付けが濃いがワインによく合う
- スイーツがやたら甘いがブラックコーヒーとよく合う
- フランスなどの本場のパンはそのままでも美味い(日本の米がそうであるように)
日本人向けにアレンジされていないのでモノによっては美味しくないかもしれませんが、それも含めて本場の味というものを知ることができるのは貴重な体験です ^^
例えば僕の場合はオーストラリアで売られているラクサが大好物ですが、本場のラクサは物足りないと感じます ^^;(肉・エビが少ないのとスープの味が豪州人向けにアレンジされたものの方が好み ^^)
自分の好き嫌いがわかる
日本でだけ暮らしていると生涯で食べる食材の種類がかなり限られます ^^;
しかし海外ノマド生活で現地生活をすると今まで知りもしなかった食材に出会うことも多く、チャレンジしてみたらすっかりハマってしまうこともあります ^^
- ヨーグルトをかけて食べる料理がうまいことに気づく
- ココナッツ料理は口に合わない
- 甘いお茶はやっぱり好きになれない
もちろん未知の食材や料理には恐怖しますが、新しく美味しい食べ物を発見したら人生の楽しみが増えます ^^( 最後に未知の食べ物を試したのはいつですか?)
僕の場合は中東・地中海料理の1つ「フムス」にハマってます ^^ ひよこ豆という僕にとっては未知だった食材で作られてるのですが、僕にとっては味・栄養ともに最高の料理です ^^
プノンペンで食べたレバノン料理🙂Hummus + Lamb + Pine Nuts + PitaとKibbeh (Fried Beef Meatball) 。Tapasサイズだけど大満足。すべてが美味すぎた pic.twitter.com/gNB9xsfJYI
— HayatoOne - DeFiで海外ノマド (@_HayatoOne_) April 25, 2022
何を食べるのか迷う
海外ノマドとして国を移動するたびに食文化や住環境が変わると、どこでなにを食べるか迷ってしまうこともあります ^^;
- 食事できる場所が多すぎて迷う
- 恐怖心がまさって未知の食べ物に挑戦できない
- 言語のせいでどんな料理かわからない
新しいものや選択肢の多さのせいで逆に決断できなくなって時間をムダにしたり精神的に疲れるかもしれません。
慣れるまでストレスになる
現地での生活に合わせて食生活を変化させると知らぬ間にストレスが溜まっていくこともあります ^^;
- パン中心だと気分がのらない
- Basmatiライスのような水分の少ない米だと満足感が低い
- なんでも甘いか辛い味付けなのでしょっぱいものが恋しくなる
精神的に疲れてしまう前に安心して食べられるものを食べてリフレッシュすることも大事です ^^
日本食欠乏症になるかも
日本食はそもそも売ってなかったり高価すぎて予算オーバーなので無理、という場合が多いです ^^;
なので日本食を食べる機会はやはり減ってしまい
- 「さしすせそ」ベースの味付けじゃないと満足できない
- 日本食で頭がいっぱいになる
- 日本のチェーン店の味を求めてしまう(牛丼とか ^^;)
というように日本の料理を食べないと集中できない、というような状態になってしまうことも T_T
アジアでは日本食レストランも多く質も悪くないところが多いのでまだ大丈夫です。
が、日本料理が普及していないような地域ではキビしくなります ^^;
食生活の管理
海外でノマドを続けるためには食生活を管理する必要があります。
今回は以下の3つの視点で食生活の管理や注意点について考えていきます ^^
- 健康
- コスト
- 相性
ノマド生活に直結することなので軽視しないようにしましょう ^^/
健康
海外ノマド生活で食生活が変化することで最も気をつけたいのが健康への影響です。
普段は健康な若い人ですら食べ物が変わることで体調を崩したり病気になってしまい、ノマド生活を断念せざるを得なくなった人もいます・・・^^;
食事に関してはとくに以下の3つの視点で注意したほうがいいです。
- 栄養
- 加工食品
- 衛生
1つずつみていきます ^^
栄養
まずは健康を維持するための食生活の基本である栄養です ^^
海外ノマド生活をしていると普段食べるものがガラッと変わり、摂取する栄養も変化します。
そこで大切なのが
- 現地の食事で摂りすぎ・不足しそうな栄養素を確認する
- 自炊や外国料理なども織り交ぜて栄養素を調整してバランスをとる
- とくに自分の健康で気を使うべき栄養を補給できる術を見つける
ということになります ^^
僕の場合には食物繊維が命の次に重要なんですが、現地飯をたしなみすぎて完全に不足してしまい体調を崩しました ^^;
なのでコストは増えましたがキッチン付きのホテルに移動して輸入食品で自炊して食物繊維をとって健康を回復していきました(豆系・シリアル・オートミールなど)
豆ばかり食べてて穀物が不足していたので反省 ^^; せっかくなのでグラノーラを試すことに ^^ ダークチョコレート+ベリーといううまそうなものを発見したので食べてみたらお菓子として食べたいくらいうまくてびっくり🙂これで水溶性と不溶性の両方の食物繊維をとっていくべし pic.twitter.com/XEwj6DrNzN
— HayatoOne - DeFiで海外ノマド (@_HayatoOne_) February 28, 2022
大変ですが海外での食生活をとおして思わぬ食品に思わぬ栄養素が多く含まれていることを知ったりと、いろいろな発見があるかもしれないので一概に悪いことばかりでもありません ^^/
加工食品
続いて気をつけたいのが加工食品の過剰摂取です ^^;
東南アジアなんかでは食事が安くて味も素晴らしいんですが、安いものには理由があります。
- 添加物で味を強くしている
- 安価で質の低い油を使っている
- 見た目を良くするために着色料を大量に使っている
などなど食品の状態や質に敏感な人は健康への影響に気をつけて食べ物を選ぶ必要があります ^^;
たとえ健康的な人でも長期にわたって海外ノマドをしてこうした食事をとっているとジワジワと健康が阻害されてしまいます・・・
僕も屋台飯ばっかり食べていたら体調が悪くなったのでもっと質の高そうな食べ物(無添加・オーガニックなど)やベーカリーなんかを織り交ぜるようにしたところ無事に体調が回復したことがあります ^^;
衛生
もう1つ無視できないことが食品衛生の問題です ^^;
- キッチンの衛生状態が悪く料理も不衛生
- 新鮮でない食材を濃い味付けで覆い隠す
- 食材や油の使い回しをしている
物価や生活費の安い国に行きがちな海外ノマドはとくに衛生レベルの低い地域に行くことがよくあります ^^;
こうした不衛生な食事を摂り続けているとやはり健康は損なわれてしまうので十分に注意が必要です。
- 屋台やキッチンカーでの食事回数を減らす
- レストランなどの店内の衛生状況を確認しておく
- 心配であれば自炊する
というように不衛生な食事から身を守るようにしましょう ^^/
コスト
食費は生活費の大部分を占めるのでコストを抑えるのは非常に大事です ^^
- 自炊する
- 安いスーパーなどで買う
- ローカルの食べ物を食べる
- カジュアルな場所で食べる
- 食べすぎないようにする
これらを守るようにしていれば食費を抑えることができるはずです。
ただし自炊をする場合には部屋にキッチンや調理道具が必要で、そういった部屋は宿泊費が高くなる傾向があります。
なので「外食+キッチンなしの部屋」と「自炊+キッチンありの部屋」というようにコストを比較してみるとどうすべきか見えてくるはずです ^^/
参考:ノマドが海外で生活する家探しと不便・不満・危険を回避する方法
そして対局にある食事の費用がかさむ食生活は
- 外食する
- 日本食を食べる
- (その国にとっての)外国料理を食べる
- 観光地(観光地価格)で食べる
- 高いレストランで食べる
- 高価な食材を買う
- 輸入商品を買う
- 必要以上に食べる
国によって何が安くて何が高いのかが全然違います ^^;
なのである程度は見極める必要がありますが、基本的には現地のひとが食べるようなものを選ぶと安上がりになります ^^
あとは自炊と外食での食費の差が天と地ほど違う国もあるので要注意です(オーストラリアとか)^^;
相性(食文化)
最後は食文化との相性です ^^
人によって好き嫌いやアレルギーの問題などがあり、どうしても現地の食事が相容れないこともあり得ます ^^;
- 日本食
- 中国
- 韓国
- タイ
- マレー
- 地中海
- 東欧
- 中東
- メキシコ・南米
- アフリカ
- イタリアン
- アメリカ・ファストフード
いろんな食文化がありますが合わないものを無理に食べ続けるのはかなりのストレスになります ^^;
なのでどんな国に行こうとも様々な食文化をいつでも食べられるように調べておくことは重要です。
オススメはGoogle Mapとフードデリバリーアプリ(Uber Eats・Grab・Foodpandaなど)での検索です ^^/
あとは自炊する場合には輸入食品が置いてあるスーパーマーケットなんかも調べておくとさらに安心です ^^
海外ノマドにとって食生活はライフライン
日々の食事はノマド生活継続に関わるほど重要です ^^
様々な国でいろんな料理を楽しめるという特権がありますが、健康・コスト・食文化との相性などに気をつけないと思わぬところで足を掬われてしまいます ^^;
とくに慣れない食事や栄養バランスを崩すことで健康を悪化させるとノマド継続にも致命的となるのでしっかりと対策をしましょう ^^/
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