TerraとCronosの両方を使っているひとは少なそうですが、これらのブリッジはCronos Bridgeでできます ^^
せっかく調べたので記事に書くこととしました ^^;
もしこの2つのブロックチェーンで資金移動したいという場合には参考にしてみてください。
注意:今のところ流動性が低い&LUNAしか送れないので、手間ですが他のブロックチェーンを経由したほうが安上がりかもしれません ^^;
Cronos Bridgeについて
Cronos Bridgeはクロスチェーンブリッジのツールで、Cronosと他のブロックチェーン間でのトークンの送受金をしやすくするために開発されています。
ほかのクロスチェーンブリッジと同じような要領で使えるのでわかりやすいです。
しかしまだ開発途上で、対応しているブロックチェーン・ウォレット・トークンは少ないです ^^;
それぞれ何に対応しているのかみていきましょう ^^/
ブロックチェーン
対応しているブロックチェーンは以下の4つです。
- Cosmon
- Terra
- Cronos
- Crypto.org
Cosmos系列のブロックチェーンに対応しています ^^
Crypto.orgは仮想通貨取引所Crypto.comのDeFiウォレット(PC版)を使う場合のブロックチェーンです。
ウォレット
Cronos Bridgeを使うには、それぞれのブロックチェーンとつながっているウォレットが必要になります。
- Keplr (Cosmos)
- MetaMask (Cronos)
- Crypto.com DeFi Wallet (Crypto.org)
に対応しています。残念ながらTerra Stationには今のところ対応していないので、Keplrにインポートして使うことになります(後述)
トークン
Cronos Bridgeでブリッジできるトークンですが、現在は基軸通貨である以下の3つだけに対応しています。
- CRO
- ATOM
- LUNA
なのでこれらのトークンにスワップしてからブリッジすることになります ^^;
公式ドキュメントによると、これからETHやステーブルコインなどにも対応していくらしいです ^^/
Cronos Bridgeの使い方
この記事では例としてTerraからCronosへLUNAをブリッジしてみます ^^/
手順は以下のとおり
- KeplrのChrome Extensionを追加
- KeplrにTerra Stationウォレットをインポート(シードフレーズを入力)
- Cronos BridgeでLUNAをKeplrからMetaMask (Cronos)にブリッジ
以下スクショで解説です ^^ (右にスワイプしてね)
まずはKeplrをゲット
Keplr(Chrome Extension)を追加
「Import existing account」をクリック
Terra Stationの「Seed phrases」を入力&パスワード設定でインポート完了
できたら以下の画像のようにKeplrが起動します ^^
そしてCronos Bridgeでブリッジ
Cronos Bridgeで「Terra -> Cronos」に設定
「Assets」をクリックしてLUNAを選択
「Connect second wallet」をクリックしてMetaMaskに接続
ブリッジしたい量を入力してConfirm
ブリッジが実行される
以上となります ^^/
もしまだCronosやTerraを使ったことがない、という人は下の記事を参考にしてください ^^/
参考:
これでTerraからCronosへのブリッジができました ^^
Cronos上のLUNAのアドレスは「0x9278C8693e7328bef49804BacbFb63253565dffD」でMetaMaskウォレットにインポートできます。
その他のCronosのトークンとアドレスのリストは以下のリンクを参照しましょう ^^/
Cronos Bridgeの難点としては
- Terra Stationから直接ブリッジできない
- LUNAにしか対応していないのでスワップの必要がある
- LUNAの流動性がまだ低いのでスワップのスリッページが高くなるかも
ですが、ガス代が安いしTerraとCronosで(ほぼ)直接ブリッジする方法は現状限られているので助かります ^^
まとめ
というわけで今回は「TerraからCronosにブリッジ」する方法としてCronos Bridgeで使ったやり方を紹介しました ^^
冒頭で言ったようにまだCronosにはLUNAがあまり流れてきていません ^^; なのでLUNAをほかの通貨にスワップしようとしてもスリッページが高くなる傾向があります ^^;
先にCrodexなどでLUNAと他の通貨の流動性を確認しておくといいでしょう ^^/
参考にした記事
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