みなさんCross-chain Bridgeサービスは使ったことあるでしょうか?
たとえばEthereum NetworkのウォレットからMATIC NetworkのウォレットにUSDTを送りたい、ブリッジングすることで可能になります。
Binance BridgeとかxPollinateなどいろんなブリッジングプラットフォームがありますが、おすすめはAllbridgeになります。
今回はこのAllbridgeを使う時に$1000失いかけたときの解決法について書きます。
何が起きたのか
BUSDを$1000分MetaMask (Binance Smart Chain)からPhantom (Solana)へブリッジしようとしました。
送り先であるPhantomウォレットを接続しないまま送金をしたところ、ブラウザーをリフレッシュしないと先に進めない状態になりました。
そしてリフレッシュしたらそれまでの行程がすべて消え、送り元のMetaMaskからトークンが消えていた。
ということが起こりました。
なぜ起こったのか
ポイントが2つありまして
- Allbridgeを使うときは送り元と送り先のウォレットを接続しないといけない
- ウォレットのセキュリティ設定でブラウザーに接続するときに承認しないと接続できないようにしていた
当初はAllbridgeで送金プロセスを進めていって、必要になった時にウォレットに接続しようと思ってました。
送り先のウォレットについてはアドレスを入力するだけで送金までできるんですよ。
でも受け取りを承認するためにはウォレットに接続してないといけないわけです。
で、セキュリティ設定のせいでウォレットを接続するために一度ブラウザーをリフレッシュしないといけなかったのです。
そしてリフレッシュしたらそれまでのステップが全部なくなってまた最初から。しかもMetaMaskからBUSDはなくなってるし、Phantomには送られてない・・・詰んだ >_<
まとめると
- Phantomのセキュリティ設定でApproveしないとブラウザーで使えないようにしている
- PhantomをApproveしないままMetaMaskからPhantomにトークンを送った(ステップ2までやった)
- Allbridgeの「3. Transaction」でPhantomに接続できない
- MetaMaskからトークンが消えて詰んだ
という感じです。
どう解決したのか
しかし無事に解決できました ^^;
送金したらブロックチェーン上ではしかりトランザクションが行われているので、あとはそれにアクセスして承認できればいいわけです。
BSCscanとかでマニュアルでやらないといけないかと思ったんですが、Allbridgeで解決できました。
- Allbridgeのサイトで「Receive」タブをクリック
- MetaMaskの履歴からTransaction IDをコピー (https://docs.allbridge.io/guides/how-to-find-a-transaction-id-hash-signature-of-the-transaction)
- コピーしたIDを「Transaction ID」にペースト
- 「Approve」して「Receive money」をすれば無事にPhantomに送金されます!(助かった・・・)
Phantomで無事に受け取ったことを確認しましょう :)
以下少ないですがスクショです ^^
まとめ
というわけで今回は自身のズボラさが招いたミスを解決する方法を書きとめました。
以下自分への戒めです。
- Allbridgeでは2つのウォレットに接続してから使う
- ウォレットのセキュリティ設定は特定のサイトを常に承認しておくことができる
- まずは少額でブリッジしよう
かなり確率低いと思いますがもし同じようなミスをしてしまった人の参考になれば幸いです ^^;
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