「野菜が嫌いだからって食べないとニキビできるよ?」
たしかに野菜とかフルーツのようなみずみずしいものを食べずに肉とかの脂っぽいものばかり食べると肌が荒れそうです ^^;
言われてみると野菜嫌いの人で肌荒れとか炎症とかがある人を見たことがあります・・・
実際のところどうなんでしょう?
この記事では
- ニキビの原因になる食べ物
- 野菜を食べないことによるニキビの増加への影響
- 野菜を避けつつニキビも抑える方法
について解説していきます ^^
ニキビの原因になる食べ物
確信にいたるまでもっと研究が必要とのことですが、原因は血糖値の上昇と関係があるとされています。
ニキビというのは毛穴の皮脂やバイ菌などが詰まることで炎症を起こしてしまい、その結果として皮膚が赤みがかって盛り上がってしまう症状です。
そしてニキビの原因となる皮脂やよごれを生んでしまう食べ物はなんなのかというと
「GI(Glycemic Index)」が高い食べ物です。
GIというのはグライセミックインデックスと呼ばれる指標で、GIが高いほど食後に血糖値が上がりやすいことを表します(参考:大塚製薬)。
GIの高い食べ物を避けることで、血糖値の上昇を抑えることにつながります。
そして血糖値の上昇をを抑えることができれば脂肪の形成を抑えることができ、ニキビができずらくなるというわけです。
野菜のGIは意外と高い?
では野菜のGIは低いのでしょうか?
シドニー大学がGI値を調査してデータベースにしてくれているので確認してみたいと思います(参考:GI Database - University of Sysdney) ^^
このデータベースによると、GIの低い野菜には
- 生のにんじん(16)
- カリフラワー(21)
- トマトジュース(23)
- グリーンピース(39)
などがあります。ですがいわゆる低GIと言える50以下のものはこれらくらいしかありません。
逆にGI値が高い野菜はというと
- にんじん(種類を特定しない)(92)
- かぼちゃ(75)
- スイートコーン(62)
- パースニップ(52)
だいたいこれくらいしか載ってませんでした・・・
カロリーが高いかどうかよりも血糖値が上がるかどうかがGIを決めるので、低カロリーな野菜でも意外とGIが高いものがあるということですね ^^;
あとやたらじゃがいもとサツマイモが調査されててしかもGI値がバラバラなのでよくわかんないことになってます・・・いもの研究なのかと思うくらいに多いです。
僕のチェックではあまり多くの種類の野菜を研究してないように見えるので、これから増えるのかもしれません。
まあ野菜は食べないのでとりあえずおいておきましょう。
GIの低い食べ物
野菜以外でGIの低い食べ物とはどんなものか調べてチャートにしてみました。野菜嫌いにはこっちのほうが大事です ^^
まさかのフムス・・・プロパガンダかな?ひよこ豆のディップソースで僕の大好物です(フムスこそ美味くて最強の栄養食|野菜はいらない)
僕が野菜の代わりとしておすすめする豆や穀物である大麦のGI値が低いのは嬉しいですね ^^
(でも自分の肌がきれいになったかと言われると正直どうかな?って感じですけど ^^;)
全体の傾向としては
- 乳製品・豆・フルーツあたりはGIが低いものが多め
- パン・シリアル・お菓子などは高いものから低いものまでいろいろ
- 野菜はGI値が40~65くらいで意外と低くない(けど研究された野菜の種類が少ないのでなんとも言えない・・・)
といった具合です。あとは国や地域によってもこれらの食べ物の作られ方や環境の違いのせいでGI値が変わってくるとも書かれてます。
なので過信はせずにあくまで目安、そして重要なのはやはりいろいろ食べてみて実際にニキビができるかチェックすることでしょう。
そしてどの食べ物が原因なのか仮説をたてて、その食べ物を食べないようにしてどうなるか観察する、というのが一番じゃ無いかと思います ^^;
野菜不足でニキビになるのか
さて肝心の野菜不足によるニキビの発生ですが
野菜が不足することよりもGIが高い食べ物をとることのほうがニキビの発生を促してしまうかもしれません。
まだまだ野菜のGIは調査が進んでいないみたいですが、かぼちゃとかパースニップ(白にんじん)とかが高いGIになっているのを見るに、ほかの野菜でもGIが高いものがありそうです。
ニキビを発生させる要因になりえるのは高いGIをもつ食べ物、つまり
- 炭水化物の多いもの(小麦のパン・白米・パスタなど)
- 砂糖が多い食べ物(お菓子・甘い味付けの食べ物)
あたりをなるべく避けること。そして代わりに低GI食品である豆・乳製品・フルーツを食べること。
それができていればとりあえずニキビは発生しづらくなると思われます。
あとは栄養バランスをとって健康的な肌を維持することが大切になるでしょう ^^
ニキビ対策になるビタミンと食物繊維
ニキビ対策にはビタミンが大事という話も聞きますよね。
とくに抗酸化作用をもつビタミンA・C・Eあたりは抗酸化作用や皮膚の健康維持のために注目されています。
もちろんバランスよく栄養をとるのが一番なので、不足しているのであれば野菜以外でなんとかして補う必要があります。
これらのビタミンを野菜以外でとるには
- ビタミンA:卵・魚・フルーツ・レバー肉
- ビタミンC:フルーツ・じゃがいも・チリ
- ビタミンE:フルーツ・ナッツ・魚
などがあります。やはりフルーツは強いですね〜 ^^
さらに食物繊維をとって腸を健康にしておくことで余分な脂肪を体外に排出してくれます。
食物繊維はもれなく血糖値の上昇を抑える効果もあるので、GIの低い食べ物との相乗効果も期待できそうです。
野菜を食べずに食物繊維をとるためには
- 食物繊維:フルーツ・豆類・穀物・ナッツ
あたりが代用食としてうってつけです。
ニキビや肌のトラブルが気になるという人は「低GI・高ビタミン・高食物繊維」の食べ物を取り入れていきましょう。
とくに「フルーツと豆」は効果が期待できそうなので実験してみてください ^^/
まとめ
以上、野菜嫌いがニキビになる直接的な原因とは限らないということと、野菜を食べずにニキビの改善と予防をする方法を解説しました。
内容をまとめると
- ニキビの発生には血糖値の上昇が要因になるとされている
- ニキビを抑えるにはGI値が高いものを避けて低いものを食べる
- 肌の健康を保つためにビタミンと食物繊維も効果的
- 野菜を食べずに「低GI・高ビタミン・高食物繊維」を達成するためには「フルーツ・豆類・乳製品・大麦やライ麦」などがいい
となります。
もちろん洗顔とか運動をして汗をかくとか結構をよくするなんてこともニキビ対策には良いとされています。
野菜不足で間接的に脂質を多くとってしまう人は多いので、食べ物だけでなく生活習慣にも気をつけたいところです。
まずは高GI食品をさけてニキビを発生しないようにして、その状態を維持できようにビタミンや食物繊維をとっていけるように工夫していきましょう ^^
サムネ画像:Image by diapicard from Pixabay
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