前回の記事でTerraについてとTerra Stationウォレットをインストールするところまで解説しました。
今回はこのウォレットにガス代や投資用資金となるステーブルコインのUSTを送金する方法を解説します。
もしTerra Stationウォレットをまだインストールしていない人はTerra Station WalletでTerraブロックチェーンDeFiを始めようを参考にしてください ^^/
USTを手に入れる方法
Terraブロックチェーンに必要なUSTは以下の方法で買うことができます。
- 取引所で買う
- DEXでスワップする
CoinbaseやKuCoinでUSTが買えます。が、そのあとにイーサリアムネットワーク上のウォレットに送金してからTerra Stationにブリッジする必要があります ^^;
なのでDeFiプラットフォームのDEX(Decentralized Exchange)を使ってUSTを手に入れてからTerra Stationにブリッジする方が手っ取り早いし安くできます ^^
Terraにブリッジできるブロックチェーンは
- ETH (Ethereum)
- BSC (Binance Smart Chain)
- ONE (Harmony)
の3つです。ETHはガス代が高く、ONEはマイナーなのでBSCを使うのがいいかと思います ^^
BSCでUSTを準備する
BSCにはいろんなDEXがあるので好きなプラットフォームでUSTとなんらかの通貨をスワップしましょう。
今回は手数料がわりと安く済む「1inch」というDEXを使ってみましょう。必要なものは
- 1inchに接続するMetaMask
- USTとスワップするための通貨(BUSDなど)
- ガス代用のBNB
これらを揃えたうえで「1inch」のサイトにいってスワップしましょう。
「1inch」でなくても「PancakeSwap」などでも流動性があればスワップできます ^^
参考:MetaMaskへの入金と使い方|PancakeSwapで収入源をつくる
BSCブロックチェーンで手に入るUSTはWrapped USTですが、これをそのままTerraブロックチェーン上のTerra StationウォレットにブリッジすることでUSTを移すことができます。
というわけでブリッジの方法を解説していきます ^^
USTをTerra Stationウォレットに送金する方法
USTをBSCのウォレットからTerra Stationウォレットに移動させるために「Terra Bridge」というプラットフォームを使います。
ブリッジするためにはTerra Stationウォレットをインストールしてウォレットをつくっておく必要があるのでお忘れなく ^^/
参考:Terra Station WalletでTerraブロックチェーンDeFiを始めよう
ブリッジの手順は以下のとおりになります。
Terra Bridgeのサイトにアクセスする
「From」を「BSC」に、「To」を「Terra」に設定してMetaMaskを接続する(BSC)
Terra Stationウォレットのアドレスをコピーする
「Asset」を「UST」に設定、「Amount」を入力、「Address」にTerra Stationウォレットのアドレスをペーストする
Nextをクリックしてガス代を払う
ブリッジが完了^^
ブリッジには少し時間がかかるので、少し経ってからTerra StationウォレットにUSTが送金されていることを確認しましょう ^^
以上で手順完了、Terraブロックチェーンを使えるようになりました ^^/
まとめ
今回はTerra StationウォレットをインストールしたあとにUSTを入金する方法を解説しました。
今のところはBSCの「1inch」などのDEXでUSTをスワップしてから「Terra Bridge」でTerra Stationウォレットへと送金する方法がおすすめです。
USTをTerra Stationに入金できればTerraブロックチェーンのDAppsを使うことができます。
最初のDAppsとしては「Anchor Protocol」がシンプルでおすすめ、かつ利回りがいいです(USTの預金で年利19.5%)
Anchor Protocol以外でもMirror ProtocolやNexus Protocolなど、最近開発が活発なのでいろいろと調べて使ってみましょう ^^
参考:
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