- イールドファーミングがなんなのか仕組みを知りたい
- どれくらいの収益を出せるのか目安を知りたい
- どんなリスクと対処法があるのか知りたい
- どう始めたらいいのか知りたい
といった疑問がふつふつと湧いているかと思います ^^;
DeFiがすでに意味不明なのにイールドファーミングってのは一体なんなんだ?僕もそんなことを思っていました ^^
なのでこの記事でDeFiのイールドファーミングについて解説したいと思います。
最後に実際にPancakeSwapでイールドファーミングをする手順を書いているので、勇気が湧いたら挑戦してみてください ^^/
僕は仮想通貨の投資を2017年に始めましたが、DeFiやイールドファーミングは2021年の4月あたりに始めました。
最初は自分でも何をやっているのか意味不明でしたが段々と理解できていったので、これから始める人の参考になるようにブログにしています ^^
↓のホワイトボードにこの記事の内容を詰め込んであります。ボード内でコメントもできるのでよければどうぞ ^^/
以下、ホワイトボードと同じ内容です ^^
DeFiのイールドファーミングとは
DeFi (Decentralized Finance) は銀行などの中間業者を置かずに、ブロックチェーンとスマートコントラクトでその役割を代行させることで、ユーザー同士のお金のやりとりをより直接的に行えるようにしたものです。
そしてイールドファーミングはDeFiの機能の1つで、2つの仮想通貨をペアとして一緒にDeFiの資金プールに預けることで利息をもらえる仕組みです。
そもそもイールドファーミングという言葉は、英語だと2つの単語をあわせた言葉で
- イールド (Yield) = 利回り・生産物
- ファーミング (Farming) = 農耕
となっています。
Yieldはファイナンスでも農業でも使われる言葉なのでそれに合わせてFarmingが使われているようです。定期的にコツコツと利息を収穫できるのでイールドファーミングと呼ばれています。
つまり簡単にいうと、DeFiという銀行が存在しない金融システムにお金(仮想通貨)を預けることで利息をもらうのがイールドファーミングです。
イールドファーミングの仕組み
さきほど触れたように、イールドファーミングは仮想通貨ペアを資金プールに預けることで利息をもらう仕組みです。
- 仮想通貨をペアにする理由は、2つの仮想通貨の間で売買ができるようにするため
- 資金プールとは、Liquidity Pool(流動性プールという)資金を集める銀行の金庫のようなもので、ユーザーが仮想通貨の貸し借りや売買をするために必要なものです
- 利息をもらえる理由は、プラットフォームがユーザーから徴収している手数料を再分配している・オリジナルトークンを金利として配っているから
このような仕組みでイールドファーミングが成立しています。
イールドファーミングに必要なもの
イールドファーミングをするために必要なものはいくつかありますが、タイプ別にまとめると以下のようになります。
イールドファーミングに限りませんが、原資となるお金を銀行口座から仮想通貨取引所のアカウントへ、そして仮想通貨にコンバートしてから仮想通貨ウォレットへと送金する必要があります。
そしてDeFiを使うためにはガス代が必要となり、ブロックチェーンの基軸通貨を準備する必要があります(ETH, BNB, MATIC, SOL, FTMなど)
さらにDeFiプラットフォームでファーミングするための流動性プールが必要になります。これはすでにさまざまなDeFiプロジェクトが存在しているので、自分に合ったプラットフォームと通貨ペアのLPを探すことになります ^^
イールドファーミングができるDeFiプラットフォーム
2021年11月現在でもさまざまなプラットフォームでイールドファーミングができます。
ブロックチェーン別にプラットフォームをいくつか紹介しましたが、これらはそれぞれガス代としてそれぞれの仮想通貨が必要になります。
それぞれ必要になるウォレットや通貨が変わってくるので注意が必要です。
イールドファーミングの収益性とリスク
実際にどれくらいの収益を得られるのかというと、年利で数%〜数万%くらいの巨大な差があります。
基本的には低リスク低リターン・高リスク高リターンとなり、ユーザーのアプローチ次第で大きく変わります。
収益性とリスクは表裏一体なので、ここではどういった要素を考える必要があり、それらがどうリターンとリスクに影響するのかを書いていくので参考にしてください ^^
PancakeSwapでイールドファーミング
イールドファーミングができるDeFiプラットフォームはたくさんありますが、これから始めるとしたらPancakeSwapがおすすめです。
なぜかというと
- サイトがわかりやすくて使いやすい
- 報酬が高い
- 運用実績があり比較的安全
- ガス代が安い
- トランザクションが速い
という理由があるからです。
PancakeSwapについては別の記事でも解説しているので参考にしてみてください。
参考:PancakeSwapの紹介と不労所得を得るためのステップ
ここからはPancakeSwapでイールドファーミングをする手順を紹介します。
以下のフローチャートが日本の銀行口座に始まりPancakeSwapでイールドファーミングするまでの手順になります。
が、すべて説明するとかなり長くなるので、今回は最後の緑色の部分(PancakeSwap内での手順)だけを解説します。
それ以前の手順については別の記事で解説していくので参考にしてください。
参考:
では「MetaMask」にBNBとBUSDがある状態でPancakeSwapでイールドファーミングしていきます。(画像をスライドしてね^^)
PancakeSwapホーム
Trade ⇨ LiquidityでBNBとBUSDのLiquidity(流動性)を追加:片方の量を入力すると自動計算してくれる
Liquidityの供給を承認
BNBとBUSDのLP(Liquidity Poolトークン)を確認
Earn → Farmsのページ
BUSD-BNBのLPをEnable(有効にする)し、承認する
BUSD-BNBのLPをStake(ステーク)
ステークしたい量を入力して(MAXでOK)承認し、ガス代を払う
BUSD-BNBのLPがステーキングされていることを確認、「Harvest」でたまった報酬を回収できる
イールドファーミングをやめたいときはBUSD-BNBのLPをUnstake(回収)、ガス代を払う
回収したBUSD-BNBのLPを分解してMetaMaskに戻す
これがPancakeSwapでのイールドファーミングの手順になります。
ほかのプラットフォームでもやり方はほぼ同じなので、PancakeSwapでやり方を覚えれば使いこなすことができると思います。
Reward(報酬)は時間とともに増えていくので、ある程度の期間ステーキングしたままにしてから報酬を回収しましょう。
ガス代や取引所での手数料などを考慮しないと逆にマイナスになることもありえるので注意が必要です ^^
イールドファーミングを中断したくなったら「Unstake」して、LPトークンを分解すればMetaMaskにBUSDとBNBが戻ってきます ^^/
まとめ
以上がDeFiのイールドファーミングについての解説とPancakeSwapでの始め方になります。
内容をまとめると
- イールドファーミングとは、DeFiという銀行が存在しない金融システムにお金(仮想通貨)を預けることで利息をもらうこと
- イールドファーミングは仮想通貨を預けることでDeFiプラットフォームの機能(売買や貸し借りなど)で発生する手数料や金利ボーナスによって利息を支払ってもらえる仕組み
- イールドファーミングをするためにはツール(取引所アカウントやウォレット)・お金(ガス代や投資資金としての仮想通貨)・プラットフォーム(DeFiアプリ)が必要
- 現在ではさまざまなブロックチェーンごとにつくられたプラットフォームでイールドファーミングができるが、ガス代を対応する仮想通貨で払う必要がある
- イールドファーミングで年利で数十〜数千%の収益がもらえる可能性があるが、リスクとの兼ね合いを考慮する必要がある
- PancakeSwapは初心者に向いているプラットフォームで、手順は少なくないがDeFiイールドファーミングのやり方を学ぶのに向いている
イールドファーミングやDeFiはまだまだ発展途上なので、将来的にもより安全・簡単に使えるようになっていくと思います。
しかしDeFiは中央管理者がいないぶん自分で詐欺やハッキングのリスクを計りながら使う必要があり、万が一資産を失っても返ってこないことがほとんどです >_<
僕もいくらか資産を失ってしまいましたが、少額での利用だったので生活に支障はでませんでした ^^;
まずは有名なDeFiプラットフォームで少額の資金をもとにイールドファーミングをやってみてください。
そしてリスクコントロールをしながら自分にあったDeFiの使い方をしていけばいいのではないかと思います。
リターンが大きく安全なやり方がわかれば相応の資産を築くことができるはずです ^^/
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