Terra/LUNAのエコシステムとDAppsを把握して運用方法を考えよう

Wednesday, February 23, 2022

TerraブロックチェーンのDeFiに興味を持った人は何からやるべきか悩んでいるかもしれません。なので

  • Terra/LUNAのプロジェクトを全体的に把握したい
  • 今からでも旨味のありそうなDAppsを知りたい
  • とりあえず始めるのにオススメな投資や運用方法を知りたい

という点について参考になるように記事にまとめていきます ^^/

実際のプロジェクトや運用方法なども参考記事で紹介しているので興味がでたら読んでみてください ^^

DeFiの種類

DeFiにはいろんな目的でつくられているアプリ(DApps)があります。

種類を一覧にしてみると

  • Automated Market Maker (AMM)
  • Decentralized Exchange (DEX)
  • Money Market
  • イールドファーミング
  • ウォレット&アセットマネージメント
  • Payment
  • クロスチェーンブリッジ

全部カバーできませんがこんな感じになるかと思います。

さらにFinance色が弱いですが

  • Metaverse / NFT
  • GameFi

といった領域もますます発展していっております(調べるのが大変です ^^;)

参考:DeFiの種類まとめ|知っておくべき10の分類と役割

今回はこれらもひっくるめて、Terra/LUNAのエコシステムにはどういったプロジェクトがあるのか紹介していこうと思います ^^

僕が知っている限り収入源のつくりかたなども併記しようかと思うので、参考にしてみてください ^^/

Terraのエコシステム

Terra Luna Ecosystem

Terra Luna Ecosystem

Terraブロックチェーンにて開発されているDAppsについてまとめてみます ^^

Terraのエコシステム(DApps)は↓のサイトで検索できるので新しいプロジェクトがないか探してみるのもいいですよ ^^

参考:Terra Ecosystem

1つのプロジェクトに複数の機能がついているものが多いので、とりあえず代表的な機能でグループ分けしました ^^

AMM & DEX

Terra DeFiの根幹をなすAMMとDEXには以下の3つがあります

  • Terrswap
  • Astroport
  • Loop Finance
TerraのAMM&DEX

TerraのAMM&DEX

これらがトークンのスワップを可能にしており、DeFiの機能を支えています。Terraブロックチェーンを使う人にとってはなくてはならない存在ですね ^^

どれを使うのがベストなのか(手数料が安い)というと、Terraswapを使えば自動的に一番安いAMMを選択してくれるので、Terraswapを使えば問題ないハズです ^^/

なおAstroportとLoop FinanceにはそれぞれASTROとLOOPというガバナンストークンがありますが、たいした使い道がないので個人的に買うことはないでしょう ^^;(もちろんFinancial Adviceではありません)

ちなみにこれらのDEXを使ってアービトラージをすることも可能です

参考:TerraのLUNA-bLUNAで安全にアービトラージ(APY20%超)

Money Market

Money Marketではトークンのレンディングとボロウィングが可能です ^^

Terraブロックチェーンにはまだ正式なMoney Marketがありませんが

  • Anchor Protocol
Anchor Protocol

Anchor Protocol

がレンディングとボロウィングができるDAppsになります。扱っている通貨は少ないですが、Anchor ProtocolはTerra全体の価値を上げてくれるような重要な役割を果たしています ^^

参考:Terra・Anchorで月1万円のマネープリンターをつくる

他にも現在開発が進んでいるプロジェクトとして以下の2つがあります

  • Mars Protocol
  • Edge Protocol

これらが運用開始されればより多くのトークンで貸し借りができるようになり、運用の幅が広がること間違いなしです ^^

とくにMars Protocolに関してはコラテラル無しでのボロウィングが導入されるということで、DeFi全体で見ても革新的な機能をもっています。

リスクは高そうですが興味のある人はぜひ調査して見てください ^^/

イールドファーミング

DeFiユーザーとして気になるのがイールドファーミングです ^^

TerraのエコシステムにはすでにいくつかのDAppsが存在します

  • Mirror Protocol
  • Nexus Protocol
  • Spectrum Protocol
TerraのイールドファーミングDApps

TerraのイールドファーミングDApps

Mirror Protocolは株式トークンやBTC・ETHなどのSynthetic Assetsを扱っており、それらをロングポジション・ショートポジションでイールドファーミングすることができます ^^

参考:Mirror Protocolの株式トークンで毎月安心収入

Nexus ProtocolはガバナンストークンであるPsiを使ったLPでのファーミング、そしてSpectrum Protocolはイールドアグリゲーターです。

イールドファーミングとアグリゲーターについては以下の記事で解説してます ^^/

参考:

Spectrum Protocolはイールドアグリゲーターなので高いAPYを報酬としてもらえる可能性があります。しかしSPECトークンの価格が下がりやすいので使う場合には注意が必要でしょう ^^;

ウォレット&アセットマネージメント

Terraブロックチェーンを使うのに欠かせないウォレットが

  • Terra Station
Terra Station

Terra Station

です。Cosmos SDKで開発されているのでMetaMaskは利用できません ^^;

Cosmosのウォレットである「Keplr」にTerra Stationをインポートすることも可能で、ほかのCosmos系のブロックチェーンとのクロスチェーンブリッジではKeplrを通して使う必要がある場合があります。

参考:Terra Station WalletでTerraブロックチェーンDeFiを始めよう

またポートフォリオの管理では

  • ApeBoard
ApeBoardのダッシュボード

ApeBoardのダッシュボード

というツールがあり、複数のTerra Stationウォレットを一括で管理できます。

Cosmos系統のブロックチェーンは別の管理ツール(Zapperなど)では対応していないことも多いため、Terraのウォレットと資産の管理にはApeBoardがおすすめです ^^

Payment

仮想通貨での支払いを世に広めたいTerraにとっては重要な位置付けになるのがPayment系のプロジェクトです。

各国の規制によって実現がかなり難しいですが、すでに少数の国では支払い系のアプリが使われています ^^

  • Chai(韓国)
  • Memepay(モンゴル)
  • Kash(欧米)
  • Terra Cards(ギフトカードの購入)
  • PaywithTerra(ペイメントAPI)

まだ対応している国が少ないのがもどかしいです ^^;

そして個人的に期待しているプロジェクトが以下の2つ

  • Alice
  • Tiiik

これらがいわゆる「Pay & Save & Earn」を実現しようとしている感じです。

USTで支払い、キャッシュバックをもらい、ウォレット内のUSTに金利がつく、というのが理想かなと思います

(もちろん世界中で使えてオンライン・オフラインの両方の支払いに対応すれば完璧です ^^)

クロスチェーンブリッジ

すでにDeFiユーザーでTerraに資金を移したい、という場合に必要になるのがクロスチェーンブリッジです ^^

Terraとのブリッジができるツールはいくつかあります

  • Terra Bridge
  • Rango Exchange
  • Cronos Bridge
Terraのクロスチェーンブリッジ

Terraのクロスチェーンブリッジ

対応しているブロックチェーンやトークンが限られていますが、おそらくRango Exchangeなら大抵のブリッジはできるかと思います。

(個人的に必要だったTerra - Cronosは対応しておらずCronos Bridgeを使う必要がありました ^^;)

参考:

今のところCronosへのブリッジはLUNAにする必要があるのと流動性が低いせいでコストが高いのでオススメしません ^^; 一旦BSCにブリッジするなどして間接的にブリッジしたほうがよさそうです。

Metaverse / NFT

今のトレンドでもあるMetaverseとNFT関連のプロジェクトは以下の2つがメインかと思います。

  • Terra World
  • StarTerra
Terraのメタバース・NFT関連プロジェクト

Terraのメタバース・NFT関連プロジェクト

とはいってもどちらもまだ発展途上で他のブロックチェーンのプロジェクトと比べるとまだまだといった感じです ^^;

Terra Worldは新たな職場としてのメタバースを目指しており、オフィスや仕事環境を構築しています。

最近になってMetaverse上の土地が売られ始めましたがやはり高額で、TWDトークンの価値も未知数なのでちょっとリスクが高いような気がします・・・あとMicrosoftも仕事にフォーカスしたMetaverseの開発をしているようなのでどうなのか、とも個人的に感じています ^^;

StarTerraはゲームとNFT関連のプロジェクトですがローンチパッドということで、おそらく他のプロジェクト(Metaverse・GameFiなど)への出資がメインなのかなと思います(よくわかりませんが ^^;)

GameFi

僕の知るところTerraネイティブのGameFiはまだでてきていないハズ。ですが出てくるのは時間の問題でしょう ^^

その他

どのカテゴリーにすべきかよくわからないけどおもしろいプロジェクトを4つ紹介します。

  • White Whale(自動アービトラージでUSTのペグを安定化させる)
  • Kujira(Anchor ProtocolのLiquidationリスクへの投資)
  • Pylon Protocol(ローンチパッドへの投資)
  • Orion Money(クロスチェーンでAnchor ProtocolのUSTレンディングを利用)

まだ詳しくは見ていないですが、個人的にはWhite WhaleとKujiraがおもしろそうなので別の記事にて紹介しようかと思ってます ^^/

まとめ

以上、Terra/LUNAブロックチェーンのエコシステムをタイプ別にまとめてみました ^^

気になるDAppsがあれば参考記事を読むかリサーチしてみてください ^^/

これからTerraでDeFiを始めるという場合にはとりあえず「Terra Station」のインストールと入金、そして「Anchor Protocol」にUSTを預けて金利19.5%をもらうのがシンプルかつ簡単に収入を得られる方法だと思います ^^

参考:


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