Ethereum・Binance Smart Chain・Solana・Terraなどなど色んなブロックチェーンがあります今日このごろ。いかがお過ごしでしょうか ^^/
今回はちょっとマイナーだけどいい感じにマネープリンターとして機能している「KAVA」について書きます!
(以前はレンディング報酬で100%越えくらいのAPYでしたが今は80%くらいになってますね。それでも悪くない数字です ^^ ただし、これは1年後に報酬を受けとる場合で、最短の1ヶ月後に受けとる場合にはその25%くらいになります^^;)
あんまし日本語での情報がないのでこの記事ですこしは認知度が上がったら嬉しいかも・・・
では今日の目標
- KAVAについて知る
- KAVAでインカムゲインを手に入れる
- 価格変動に安眠妨害されないようなシステムにする
です ^^
KAVAについて
KAVAは独自のブロックチェーンネットワークで構築されたDeFiアプリケーションで、仮想通貨のレンディングやスワップをすることができます。
今では$2.1B以上のアセットがKAVAブロックチェーン上にあるということで、実はなかなかの規模があります。
(イーサリアムブロックチェーンのレンディング大手であるAAVEは$17Bもあるのでさすがに見劣りはしますが・・・)
KAVAプラットフォームで使用できるトークンは以下のとおりです。
- KAVA
- HARD
- USDX
- BUSD
- BNB
- BTCB
- XRPB
KAVAのレンディングプラットフォームでこれらのトークンを預けることで報酬をもらうことができます。
おもしろいのが「USDX」というKAVAブロックチェーン特有のステーブルコインです。
KAVAではほかの仮想通貨をあずける(ロックする)ことでコラテラルとし、相応のUSDXを借りることができます。
このUSDXのレンディング報酬がほかと比べて高いので、それを利用することで悪くない報酬を手にすることができます ^^
KAVAを使うために必要なもの
このKAVAを使うためには以下の準備が必要になります。
- Trust WalletかLedger
- 対応している仮想通貨
- Binance Chainで送金できるウォレットや取引所アカウント
使えるウォレットが限られているのでこれがKAVAがあまり流行ってない原因かも・・・?
対応している仮想通貨はメジャーなので簡単に手に入れることができます。
ただしKAVAを使うためにはBinance Chain(BEP2)で送金する必要があり、Binance Smart Chain(BEP20)じゃないので要注意!
(私はこのワナに引っかかりました・・・でも損失はガス代だけなのでOKとしよう ^^;)
僕自身はBinanceでBUSDを準備してTrust Walletを使ってKAVAに接続しています ^^
KAVAでマネープリンターをつくる手順
ここで紹介するのは僕のやり方です。もちろん他のやり方もあるので調べて見てくださいな :)
僕の方法では
- BUSDをKAVAにデポジットする
- あずけたBUSDをコラテラルとしてUSDXを借りる
- 借りたUSDXをKAVAで貸してレンディング報酬をもらう
です。借りたり貸したり何してんねん・・・と言いたくなりますがこれでレンディング報酬をもらうのが目的です ^^
では手順をみていきます。
- 取引所からTrust WalletへBNBとBUSDを送金
- KAVAでウォレットに接続
- 「Mint」でBUSDを担保にUSDXを借りる
- 「Lend」でUSDXを貸す
BNBはガス代のためなので少量、BUSDはUSDXを借りるための原資です。
あとは供給したUSDXによって「KAVA」と「HARD」を報酬としてもらえます。
1.取引所からTrust WalletへBNBとBUSDを送金
このステップで必要なのは
- 1.1. BinanceなどのBEP2で送金できる取引所でBNBとBUSDを準備
- 1.2. Trust Walletをスマホにインストール
- 1.3. Binance Chain(BEP2)でTrust Walletへ送金
2.KAVAでウォレットに接続
Trust WalletにBNBとBUSDを準備できたら以下の手順でKAVAにウォレットを接続しましょう ^^
- 2.1. PCでKAVAのページへ
- 2.2. Connect Your WalletでTrust Walletを選択
- 2.3. QRコードがでてきるのでそのままにしておく
- 2.4. スマホでTrust Walletを起動してBNBとBUSDが入ったウォレットを選択
- 2.5. Settingページにいき「Wallet Connect」を選択
- 2.6. QRコードリーダーが起動するのでPC上で開いてあるKAVAのQRコードを読む
- 2.7. 接続していいか聞かれるので「Approve」する
これでウォレットが接続されます・・・って手順が多いわ! >_<
まあここが難点の1つなんですがそのせいでまだ使ってる人が少ないのかも?
とりあえずはこれでKAVAを使う準備ができました ^^
3.「Mint」でBUSDを担保にUSDXを借りる
ここからはPC上のKAVAでの操作になります。
- 3.1. 「Mint」ページにいき左上のメニューで「BUSD-A」を選択
- 3.2. BUSDの「Lock」を選択してロックする量を入力してConfirm
- 3.3. USDXの「Borrow」を選択して借りる量を入力してConfirm
「Network Fee」はガス代のことで、通常は0.1KAVAに設定されています。ですが0にして大丈夫です。
公式の説明によると、ガス代を払わなくともvalidationしてくれるとのことです ^^
BUSDとUSDXの比率はLiquidationのリスク許容度によって変わります。
公式は30%くらいが安全とのことですが、BUSDとUSDXの価格が今後も安定していると信じるのであればもっと多くのUSDXを借りるのもいいと思います。
4.「Lend」でUSDXを貸す
さてUSDXを借りれたのでこいつをレンディングしにいきます ^^
4.1. 「Lend」ページにいきUSDXの「Supply / Withdraw」を選択 4.2. 貸したいUSDXを入力してConfirm
ここでも「Network Fee」は0にしておきましょう ^^
ここで表示されているLend Rewardというのが報酬で、KAVAとHARDがもらえます(ついに!) >_<
報酬はページの一番下にある「Rewards」のところで「Claim」をすることでもらえます。これらKAVAとHARDをさらにレンディングすればもっと増やせますな ^^
まだ報酬%は高めなので悪くないと思いますがいくつか注意点があります。
- KAVAとHARD報酬をうけとるのに少なくとも1ヶ月待たないといけない
- USDXを借りている間のLiquidationのリスク(万が一USDXの価格が大きく上がった場合)
- KAVAとHARDの価格変動(損失はないが収入が影響される)
あたりでしょうか。
USDXは以前は価格が安定していなかったのですがアップデートがされてから安定するようになっています(このまま安定していて欲しいものです ^^)
最後の報酬をうけとるまでのリードタイムはちょっと曲者ですね ^^;
以前に高いAPYにうかれていたのですが実際に表記されているAPYは「12ヶ月後に報酬を受けとる場合」のAPYになります・・・
もし1ヶ月後に報酬を受け取る場合には表記されているAPYの4分の1くらいになるので注意です!
まとめ
ちょっとクセのあるプラットフォームなので長くなりましたが、KAVAで安定した収入源をつくる方法について解説しました!
自分でも調べてみて使いたいと思ったら試して見てください ^^
僕がこれまでKAVAを使うにあたって感じた不満点は
- ウォレットの接続にスマホとPCの両方が必要なのでめんどくさい ^^;
- BEP2なのでBEP20と間違えやすい
- APYは12ヶ月後に受け取る場合のみ!最短である1ヶ月に受けとる場合の報酬はAPYの25%くらいになる^^;
- 日本語の情報が少ない・・・
あたりですかね。
それでも順調にRewardsはもらえているのでまだ継続していく所存でございます >_</
それではまた!
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